車は人生の中でもトップクラスに大きな買い物のひとつです。「デザインが好きだから」「営業マンに勧められたから」という理由だけで決めてしまい、後から「思っていたより燃費が悪かった」「維持費が家計を圧迫している」「もっと安全機能が充実している車にすればよかった」と後悔するケースは後を絶ちません。
インターネット上には車のレビューや口コミがあふれていますが、最終的な決断を下す前に必ず目を通していただきたいのが、国やメーカーが発表している「公式の一次情報」です。
この記事では、当ブログを読んでくださっている皆さまが後悔のない車選びができるよう、絶対にチェックしておきたい信頼できる公的機関や自動車メーカーの公式サイトを厳選してまとめました。ブックマークして、車選びの辞書代わりに活用してくださいね!
自動車の安全性や法律・データを司る「公的機関・専門組織」
まずは、国やそれに準ずる公的な機関のサイトをご紹介します。車の安全性、税金、リコール情報など、販売店では詳しく教えてもらえないような客観的で正確なデータが揃っています。
国土交通省 自動車局:自動車行政の総本山
車を購入する際、公式の正確なデータを知りたい場合は、国土交通省の自動車局のページを確認するのが一番確実です。公式のデータを見てから販売店に行くと、営業マンの説明もより深く理解できて安心ですね!
ここで確認できる超重要ポイント
国土交通省のサイトでは、各メーカーから届け出があった「リコール情報(車に欠陥が見つかり、無償修理が必要な情報)」をいち早く検索することができます。中古車を検討している方は、狙っている車種が過去に重大なリコールを出していないか、修理は完了しているかをこのサイトで確認する癖をつけましょう。また、自動車税や重量税などの税制度に関する最新の解説も掲載されているため、維持費の計算にも欠かせません。
独立行政法人 自動車事故対策機構 (NASVA):安全性の客観的評価
大切な家族を乗せる車だからこそ、デザインや価格以上にこだわりたいのが「安全性」です。車の本当の安全性を知りたいなら、独立行政法人 自動車事故対策機構 (NASVA)のサイトは必見です。
「JNCAP」の衝突安全テスト動画は要チェック!
NASVAでは「JNCAP(自動車アセスメント)」という、市販されている車を実際に壁に衝突させたり、歩行者に見立てたダミー人形とぶつけたりする非常に厳しい安全性能試験を行っています。驚くべきことに、そのテスト動画はサイト上で一般公開されています。カタログに「安全機能搭載!」と書かれていても、実際の衝突時に車体がどう歪むのか、エアバッグがどう展開するのかを映像で確認することで、その車の本当の強さが見えてきます。
一般社団法人 日本自動車連盟 (JAF):万が一のトラブルの強力な味方
購入後のトラブルやロードサービスでおなじみのJAF(日本自動車連盟)の公式サイトも、車選びの段階から非常に役立つ情報が満載です。万が一の時のために、購入前から必ずブックマークしておきましょう。
よくある故障トラブルから「弱点」を知る
JAFのサイトでは、出動理由のランキング(バッテリー上がり、タイヤのパンク、キー閉じ込みなど)がデータとして公開されています。最近の車は電子制御が増えているため、予期せぬトラブルが起こりやすくなっています。また、チャイルドシートの正しい取り付け方や、雪道での運転テクニックなど、車を買った後に必ず直面する悩みに対する公式な回答が網羅されているため、初心者ドライバーの教科書としても最適です。
一般財団法人 自動車検査登録情報協会 (AIRIA):車の普及と歴史のデータバンク
少し専門的になりますが、一般財団法人 自動車検査登録情報協会のサイトでは、日本全国でどれだけの車が走っているのか、車の平均寿命(使用年数)はどれくらい伸びているのかといった、マクロな視点でのデータを見ることができます。
車の「寿命」を知り、乗り換え時期を考える
「最近の車は10年乗っても壊れない」とよく言われますが、このサイトの統計データを見ると、実際に日本の車の平均使用年数が年々長くなっていることがデータとして裏付けられています。自分が買う車を何年乗るつもりなのか、長期的なライフプランを立てる際の強力な参考資料になります。
国内の販売動向を知る「自動車業界団体」
「今、本当に売れている車はどれなのか?」を知りたい時に役立つのが、業界団体の公式サイトです。販売店が独自に作っている「おすすめランキング」ではなく、日本全国の正確な販売台数データに基づいた真の人気車種が分かります。
一般社団法人 日本自動車販売協会連合会 (自販連)
普通乗用車(白ナンバーの車)の購入を検討しているなら、一般社団法人 日本自動車販売協会連合会 (自販連)のサイトで発表される「新車乗用車販売台数ランキング」をチェックしましょう。
人気車種=リセールバリューが高い可能性大
毎月更新されるこのランキングで常に上位にいる車(当ブログでも紹介しているセレナなど)は、「多くの人に支持されている=使い勝手が良く、失敗しにくい車」であると言えます。また、人気車種は将来車を買い替える際に、高く買い取ってもらえる(リセールバリューが高い)傾向にあります。お財布に優しい車選びをするための必須データです。
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会 (全軽自協)
もしあなたが維持費の安い軽自動車を検討しているなら、一般社団法人 全国軽自動車協会連合会 (全軽自協)のサイトが役立ちます。
熾烈な軽自動車市場のトレンドを掴む
全軽自協では、軽自動車に特化した販売台数や、軽自動車ならではの税制変更のニュースなどを発信しています。N-BOXやスペーシアなど、スーパーハイトワゴンと呼ばれるジャンルがどれほど圧倒的な人気を誇っているのか、数字を見ることでその凄さが実感できるはずです。
各メーカーの公式サイトで最新スペックと魅力を確認!
公的なデータで基礎知識を身につけたら、最後はやはり各メーカーの公式サイトです。カタログのお取り寄せや、近くのディーラーでの試乗予約もここから行うことができます。
トヨタ自動車株式会社 (Toyota)
日本が世界に誇る自動車メーカー、トヨタ自動車の公式サイトです。圧倒的な車種のラインナップと、ハイブリッド技術(THS)の解説は必見です。どの車種もバランスが良く、リセールバリューが高いのが特徴。KINTO(車のサブスクリプションサービス)など、新しい車の持ち方の情報も充実しています。
日産自動車株式会社 (Nissan)
当ブログでも大人気の「セレナ e-POWER」を生み出した日産自動車の公式サイトです。「やっちゃえ日産」のキャッチコピー通り、電気自動車(EV)のサクラやリーフ、そしてエンジンで発電してモーターで走るe-POWERの先進的な技術解説は、見ているだけでもワクワクします。プロパイロット(運転支援技術)の詳細も動画で分かりやすく解説されています。
本田技研工業株式会社 (Honda)
「M・M思想(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)」を掲げ、車内の広さと走りの良さを両立させるHondaの公式サイト。日本一売れている軽自動車N-BOXや、ミニバンのステップワゴンなど、ファミリー層に寄り添った車づくりが魅力です。シートアレンジの多彩さなど、生活に密着した視点での紹介ページが大変参考になります。
スズキ株式会社 (Suzuki)
当ブログでメリット・デメリットを詳しく解説している「ソリオ」をはじめ、軽自動車やコンパクトカー作りに定評のあるスズキの公式サイトです。マイルドハイブリッドによる燃費の良さや、ジムニーやハスラーといった遊び心あふれるデザインの車の情報が満載です。小回りが利いて運転しやすい車を探している方は必見です。
まとめ:公式の一次情報とリアルな口コミを両方活用しよう!
いかがでしたでしょうか?車を購入する際は、どうしても見た目や営業マンの言葉に流されてしまいがちですが、今回ご紹介したような「公的機関の客観的なデータ」と「メーカーの正確なスペック情報」をベースに考えることで、失敗のリスクを大きく減らすことができます。
公式サイトで「正しい知識」を身につけたら、あとは当ブログ『くるまにあ』でご紹介しているような「実際に乗ってみたリアルな口コミや、買って後悔したポイント」を照らし合わせてみてください。公式のメリットと、ユーザーのリアルなデメリット。この両方を知ることこそが、最高の愛車に出会うための最短ルートです!
気になる車があれば、ぜひ公式サイトから試乗予約をして、実際にハンドルを握って確かめてみてくださいね。