こんにちは。豆知識コラム、運営者の「エリコ」です。
最近、パソコンやPS5の容量を増やそうとして「あれ、以前より高くなっている?」と驚いたことはありませんか。ニュースでも2026年のSSD値上がりに関する話題が増えていて、いつまでこの状況が続くのか不安になりますよね。
実は私も買い替えを検討していたので、今後の予測や原因について徹底的に調べてみました。このまま高騰が続くのか、それとも待てば安くなるのか、一緒に確認していきましょう。
・AI需要と部品不足による価格上昇の理由
・2027年頃までの長期的な価格推移予測
・人気ブランド撤退による在庫状況の変化
・今買うべきおすすめモデルと賢い選び方
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2026年のSSD値上がり原因とMicron撤退の衝撃

「なんでこんなに急に高くなったの?」と思いますよね。実はこれ、単なる一時的な品薄ではないようなんです。私たちの身近な製品にまで影響を及ぼしている、業界全体の「大きな変化」について、まずは分かりやすく整理してみました。
NAND不足とAI影響による価格高騰の理由

私たちが普段使っているSSDの価格がこれほどまでに高騰している最大の原因は、今や世界的なトレンドとなっている「生成AI」ブームによる影響です。「AIと私のパソコンのSSDに何の関係があるの?」と思われるかもしれませんが、実は密接に関わっているのです。
ChatGPTやGeminiといった高度なAIを動かすためには、巨大なデータセンターが必要です。そして、そのデータセンターでは、AIが学習したり生成したりする膨大なデータを高速に処理するために、極めて高性能な「エンタープライズSSD(eSSD)」が大量に必要とされています。GoogleやMicrosoft、OpenAIといった巨大IT企業(ハイパースケーラー)が、2026年分のサーバー用SSDの供給契約を次々と締結しており、SamsungやSK Hynixといった主要メモリメーカーの生産能力のほとんどが、これらAI向けの製品に奪われてしまっているのです。
メーカー側の視点に立つと、一般消費者向けのPC用SSD(クライアントSSD)よりも、データセンター向けのeSSDの方が圧倒的に利益率が高いため、当然ながら限られたシリコンウェハー(半導体の材料)や生産ラインを、優先的にAI向け製品に割り当てることになります。その結果、私たちが購入するSSDに回ってくるはずだった部材が極端に減らされてしまい、市場全体の供給量が不足するという事態に陥っています。
経済学の用語で、政府などの公的部門の支出拡大が民間の投資を圧迫することを「クラウディングアウト(締め出し)」と呼びますが、今のSSD市場ではまさに「AI需要によるコンシューマー製品のクラウディングアウト」が起きていると言えます。AIインフラへの投資競争が過熱し続ける限り、私たち一般ユーザー向けのSSD供給不足は解消されにくいという、構造的な問題が根底にあるのです。
【豆知識:NANDフラッシュとは?】
データの保存に使われる半導体チップのことです。SSDの中身はこのNANDフラッシュメモリが敷き詰められています。このチップの供給が世界的に足りなくなると、SSDだけでなく、スマホのストレージ容量やSDカード、USBメモリの価格にも連鎖的に影響します。
いつまで続く?2027年までの深刻な供給予測

「この高騰は一時的なもので、数ヶ月待てば安くなるんじゃないか?」と期待して買い控えている方も多いかもしれません。しかし、様々な市場データや専門家の予測を分析すると、残念ながら2026年いっぱいは値上がりが続くという見方が極めて濃厚です。場合によっては、2027年の前半まで高値が続く可能性さえあります。
その背景には、2022年から2023年にかけて発生した「メモリ不況」のトラウマがあります。当時、各メーカーは在庫過多による赤字に苦しみ、大規模な「減産(作る量を減らす)」を行いました。2026年現在、需要は回復していますが、メーカー各社は再び価格が暴落するのを恐れており、工場の稼働率を100%に戻すことに非常に慎重です。むしろ、「供給不足の状態を維持することで、価格を高止まりさせて利益を確保する」という戦略をとっているようにも見えます。
さらに、物理的な供給制約もあります。Kioxia(キオクシア)の北上工場第2棟や、Samsungの新規ラインなどが本格稼働し、市場に十分な量の製品が出回るようになるのは、早くても2027年の後半以降だと予測されています。Phison社のCEOも「AI革命によるストレージ需要はスーパーサイクル(長期間の価格上昇局面)を引き起こす」と警告しており、これまでの「数年周期で上がったり下がったりする」という常識が通用しなくなっているのです。このあたりの詳しい市場動向については、パソコン値上げの予測記事でも解説していますので、気になる方は合わせてチェックしてみてください。
今後の価格推移イメージ(予測)
- 2026年 Q1〜Q2(1月〜6月): Micron撤退の影響と新生活需要が重なり、在庫不足でさらに値上がり(前期比+15〜20%規模)。
- 2026年 Q3〜Q4(7月〜12月): メーカーによる供給調整が続き、高止まり状態。安くなる要素が見当たらない。
- 2027年以降: 新工場の稼働でようやく供給が増え始めるが、AI需要次第では高値維持の可能性も。
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Crucial撤退で加速する在庫枯渇と市場混乱

そして、2026年のSSD市場を語る上で絶対に避けて通れない、自作PCファンやPS5ユーザーにとって最もショッキングな出来事が、米国の大手半導体メーカーMicron Technology(マイクロン)社による「Crucial(クルーシャル)」ブランドのコンシューマー事業撤退です。
「えっ、あのCrucialがなくなるの!?」と私も最初はニュースを二度見しました。Crucialといえば、SATA SSDの名機「MX500」シリーズや、NVMeの「P5 Plus」など、安価でありながら高い信頼性と性能を誇り、長年にわたって「迷ったらこれを選べば間違いない」と言われるほどの定番ブランドでした。私も過去に何度も購入していますし、友人にも勧めてきたので、喪失感は計り知れません。
Micronは公式発表において、今後は成長著しいデータセンター向けおよびエンタープライズ市場にリソースを集中させる方針を明らかにし、利益率の低い一般消費者向けSSDやメモリ(DRAM)の販売を2026年2月末をもって終了するとしています。
この発表の影響は甚大です。市場では「信頼できる安価なブランド」が一つ消滅することになり、残ったSamsungやWestern Digitalなどの競合他社は、価格競争をする必要性が薄れます。つまり、価格を下げる圧力が弱まり、市場全体の相場がさらに一段階切り上がる要因となってしまうのです。SNS上でも「嘘だと言ってくれ」「今のうちに予備を買っておく」といった悲鳴のような投稿が相次いでおり、ユーザーの動揺が広がっています。
(出典:Micron Technology『Micron Announces Exit from Crucial Consumer Business』)
【緊急の注意点】
この撤退に伴い、市場では現在「Crucial製品の争奪戦」が起きています。特にMX500シリーズなどのSATA SSDは、古いPCの延命用としても人気が高く、見つけたら即確保しないと、二度と新品では手に入らなくなる可能性が高いです。
売り切れ続出?現在の在庫状況と入手難易度

Micronの撤退発表と世界的なNAND不足を受けて、日本のPCパーツ市場、特に秋葉原や主要なネットショップでは、かつてないほどの駆け込み需要が発生しています。実際に私がいくつかのショップサイトや店頭価格をリサーチしてみたところ、状況はかなり深刻化していました。
まず価格ですが、2024年〜2025年前半には8,000円前後で購入できていた1TBのM.2 SSDが、2026年現在では18,000円〜22,000円台へと倍以上に跳ね上がっています。2TBモデルに至っては、15,000円前後だったものが30,000円を超える価格で販売されており、もはや「気軽に増設できるパーツ」ではなくなってしまいました。これに加えて、日本市場特有の「円安」の影響が直撃しており、輸入コストの上昇が価格に転嫁されています。
さらに問題なのが「在庫」です。人気のあるWestern DigitalやKioxiaの主力モデルであっても、「在庫あり」の表示が減り、「お取り寄せ(納期未定)」や「入荷待ち」になっているケースが増えてきました。これまでは「週末にセールで安くなったら買おう」というスタンスで良かったのですが、今は「在庫があるうちに、見つけた瞬間に確保する」というスタンスに変えないと、欲しいスペックの製品が買えなくなってしまうリスクがあります。
特に、PS5の増設用として人気の高い「ヒートシンク付きモデル」は競争率が高く、入荷してもすぐに売り切れてしまう傾向にあります。もし、あなたが今、「そろそろ買おうかな」と迷っているなら、迷っている間に在庫が蒸発してしまう可能性があることを覚悟しておく必要があります。
買いだめは正解か?パニック購入のリスク

ここまで「在庫がない」「高くなる」と脅すようなことばかり書いてしまいましたが、だからといって、焦って必要のないものまで大量に買い込む「パニック買い」は、個人的にはおすすめしません。冷静になることも大切です。
なぜなら、SSDは精密機器であり、生鮮食品ほどではありませんが「鮮度」があるからです。SSDに使われているNANDフラッシュメモリは、長期間通電(電気を通すこと)をしないと、内部の電荷が抜けてデータが消えたり、最悪の場合は認識しなくなったりするリスクがゼロではありません。使わずに棚の奥にしまっておくだけでも、実はリスクがあるのです。
また、メーカー保証の期間(通常3年〜5年)は「購入日」からスタートします。使わずに保管している間も保証期間はどんどん減っていきます。もし3年後に使おうと思って開封したら初期不良だった…となっても、保証が切れていて交換できない、なんてことになりかねません。さらに、3年も経てば技術が進歩して、より高速で安価な新しい規格が登場している可能性も高いでしょう。
ただし、「近いうちに自作PCを組む具体的な計画がある」「現在使っているPS5の容量が残り50GBを切っていて、新作ゲームが入らない」という明確な理由があるなら話は別です。その場合は、今が間違いなく一番の買い時です。これ以上待っても安くなる見込みが薄い以上、必要な時に必要な分だけ、早めに動くのが賢い消費者の態度かなと思います。
SSD値上がり対策と2026年の賢い買い時・推奨モデル

厳しい状況ばかりお伝えしてしまいましたが、悲観してばかりもいられません。そんな中でも「賢く買う方法」や「狙い目のモデル」は存在します!ここからは、2026年の特殊な市場環境に合わせたおすすめの選び方や、少しでもお得に手に入れる裏技を、私の視点で具体的にご紹介します。
PS5におすすめのSSDと2026年版の選び方

PS5、そして普及が進んでいるPS5 Proを使っているゲーマーの方にとって、ストレージの容量不足は深刻な悩みですよね。最近のAAAタイトル(大作ゲーム)は、1本インストールするだけで100GB、DLCを含めると150GBを超えることも珍しくありません。
例えば、大人気オープンワールドRPGの「原神」の容量や、その姉妹作である「崩壊:スターレイル」の容量もアップデートのたびに増え続けています。これらをプレイしていると、標準の容量なんてあっという間にパンパンになってしまいますよね。
2026年のトレンドとして、PS5用の増設SSDを選ぶ際は、「Gen4(PCIe 4.0)のハイエンドモデル」が依然としてベストバイです。最新のGen5も登場していますが、PS5の内部インターフェースはGen4までの対応なので、高いGen5を買ってもその性能をフルに発揮できません。
具体的なおすすめモデルとしては、価格は高騰していますが、やはり信頼と実績の王者「Samsung 990 PRO」は外せません。速度、安定性、発熱制御、どれをとってもトップクラスで、PS5 Proの増設用としても最適解の一つです。また、Crucialの撤退により代替として需要が急増している「Western Digital WD_BLACK SN850X」も鉄板です。こちらはゲームモードなどの機能も充実しており、ゲーマーからの支持が厚いモデルです。
安いモデルもたくさんありますが、PS5のゲーム中にエラー落ちしたり、データが破損したりするリスクを避けるためにも、ここはある程度予算をかけて「公式ライセンス品」や「推奨スペック(読み込み速度5,500MB/s以上)」を余裕で満たすモデルを選ぶことを強くおすすめします。
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Gen5の発熱対策とGen4の高コスパ製品比較

自作PCユーザーの間では、最新規格のPCIe 5.0(Gen5)対応SSDも話題になっています。「読み込み速度14,000MB/sオーバー!」なんて数字を見るとワクワクしますが、一般ユーザーが手を出すには、まだ時期尚早な側面があります。
最大の課題は「発熱」です。Gen5 SSDは爆熱で、巨大なヒートシンクや、場合によっては専用のファンを回さないと、すぐにサーマルスロットリング(熱による速度低下)を起こしてしまいます。さらに価格もGen4の倍近くするため、8K動画の編集などを行うプロクリエイター以外には、正直オーバースペックです。
一方で、Gen4ハイエンドモデルは技術的に完全に成熟しており、発熱もコントロールしやすく、信頼性が確立されています。多くのユーザーにとっては、Gen4のハイエンド、またはミドルレンジクラスが、性能と価格のバランスが取れた現実的な選択肢となります。
「どうしても最高速度じゃないと嫌だ!ベンチマークの数字を見てニヤニヤしたい!」という熱狂的な方以外は、扱いやすくてトラブルの少ないGen4を選んだほうが、結果的に幸せになれると思います。
Micron終了後の代替メーカーと推奨ブランド

「今までCrucial一筋だったのに、これからどこを買えばいいの?」と迷子になっている方も多いはず。Crucialは「そこそこの値段で、かなり良い性能」という絶妙なポジションだったので、代わりを見つけるのは簡単ではありません。
私が徹底的にリサーチした結果、Crucial難民の受け皿として現在最もおすすめできるのが「Western Digital(ウエスタンデジタル)」です。特に注目なのが、2026年の「新・コスパの王者」として強く推奨したい「WD_BLACK SN7100」というモデルです。これは、読み込み速度7,250MB/sというハイエンド並みのスペックを持ちながら、DRAMキャッシュレスなどの工夫で価格を抑えたモデルで、かつてのCrucial P5 Plusのような「賢い選択肢」と言えます。
また、日本国内での製造(四日市工場など)にこだわるなら「Kioxia(キオクシア)」も安心感があります。「Exceria Pro」シリーズなどは供給も比較的安定しており、サポート面でも日本語が通じる安心感は大きいです。
一方で、Amazonなどで見かける極端に安い中国系メーカー(Hanye, Monster Storageなど)もありますが、これらは製造時期によって中身の部品(NANDやコントローラー)が予告なく変更される「おみくじ」要素があるため、OSを入れるメインドライブとして使うには少し勇気が必要です。データ倉庫用と割り切って使うのが良いでしょう。
| メーカー | おすすめモデル | 特徴と推奨理由 |
|---|---|---|
| Samsung | 990 PRO | 性能重視。PS5増設のド定番。価格は高いが失敗がない。 |
| Western Digital | WD_BLACK SN7100 | 新コスパ枠。Crucialからの乗り換えに最適。ゲームにも十分な速度。 |
| Kioxia | Exceria Pro | 国内メーカーの安心感。品質管理がしっかりしており信頼性が高い。 |
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メーカー再生品を活用して安く購入する裏技

「新品は高すぎて手が出ない…でも怪しい中古は怖い」という方に、こっそり教えたい裏技があります。それは「メーカー再生品(リファビッシュ)」を狙うことです。
リファビッシュ品とは、初期不良などで返品された製品を、メーカーの工場で修理・検査・クリーニングし、新品同様の性能基準を満たしていることを確認して再販売している製品のことです。Western Digitalの公式サイトや、正規代理店のオンラインショップなどで不定期に販売されるのですが、新品価格より2割〜3割ほど安く買えることがあります。
一般的な中古品(メルカリやヤフオクなど)との最大の違いは、「メーカー保証が付いている」ことです(期間は新品より短い場合が多いですが)。「誰がどう使ったか分からない中古」を買うくらいなら、メーカーが品質を保証している再生品を買うほうが、圧倒的にリスクが低く、お財布にも優しい選択肢と言えます。ただし、人気ですぐに売り切れてしまうので、こまめにサイトをチェックする必要があります。
また、予算を抑えるために、データ保存用にはSSDではなくHDD(ハードディスク)を併用するのも有効です。HDDの値上げ状況についての記事も書いていますので、大容量データの逃がし場所を検討している方は、こちらも合わせて参考にしてみてください。
結論:SSD値上がりに備え今すぐ確保すべき理由
ここまで見てきたように、2026年のSSD市場は「AI需要による構造的な値上がり」と「Micron撤退による在庫不足」というダブルパンチ状態にあります。「待てば安くなる」という従来の常識が通用しない今、私たちができる最善の策は、やはり「必要な分だけ、今すぐ確保する」ことです。
特にMicron(Crucial)製品を探している方は、本当に時間がありません。2月以降、市場から急速に姿を消していくことは確実です。後で「あの時買っておけばよかった…」と後悔しないよう、ぜひ早めに在庫をチェックしてみてください。
値上がりは痛いですが、パソコンやPS5の快適さが劇的に向上するSSDは、投資する価値が十分にあるパーツです。皆さんが納得のいく製品を、少しでも良い条件で手に入れられることを願っています。この記事が、皆さんの2026年の賢いお買い物の参考になれば嬉しいです。
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